ブラジル行きの航空券がもたらした効果|What happened when I book my flight to Brazil…

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留学はするべきか?(2) : 上達の特効薬

[この記事のパート1はこちら]

渡航など英語を使う具体的な予定がある人のパワーはすごいですね。レッスンをしていてよくあることですが、渡航が決まっている生徒さんの努力とやる気は具体的な目標がない人の数十倍と言っても過言ではないです。

上達の特効薬は、ずばり渡航の予定を立て、航空券を予約してしまうことです。そうすれば、いやでも必ずスイッチが入ります。

私も今回ブラジルに行って、自分自身でそれを経験しました。

英語講師をやっていて、どの程度時間を投資しないと上達しないということがわかっていても、切羽詰らずに努力を続けることはなかなか難しいです…

しかも、先生にいくら言われても、自分でやると決めない限りできないんですよね…

今回の渡伯までのプロセスを少しシェアしたいと思います。

日本では、2年くらい前から週一回ブラジル人の先生にレッスンを受けていました。

ただ、宿題はレッスン当日にこなす程度の努力しかしていなかったので、上達は微々たるものでした。

ブラジル行きを決めた5月初め頃、急に3ヶ月後には簡単な会話ができるようになっていたいという具体的な目標ができました。実際は、どちらかというと基本的な会話ができなければ現地に行って困る!という切羽詰まったあせりでした。動機は、願望でも、脅迫でも、効果がありさえすれば良いのですが、あせりや切迫感の方が自分には効果があるような気がします。

渡航を決めてからの3ヶ月間は、レッスン内容を日常会話のダイアローグに切り替え、日常生活で使う表現や語彙を覚えました。並行して、自宅で文法ドリルを一冊やり、それぞれの文法項目の例文を単語帳アプリに入れて、通勤の電車で復習し続けました。さらに、耳をポルトガル語に慣らすためと、現地情報の収集のためYoutube動画や映画を見続けました。

こんな感じで出発の日を迎え、ブラジルへ。

ドバイ経由で、フライト時間は合計23時間でした。ドアツードアで、46時間…

現地で過ごすことで得られる一番の宝は、「なんとかコミュニケーションがとれた」「サバイバルできた」という経験に基づく自信です。

2つ目のメリットは、単語の吸収の速さです。毎日使うからでもあるのですが、実生活の中で新しい単語や表現に出会い、状況の中で意味を理解するので記憶しやすくなります。3つ目のメリットは、現地の人が日常的に使う表現や語彙が身につくことです。これは、テキストや動画からではなかなかわかりません。

机上の勉強、つまり文法を勉強することの良い点は、動詞の時制変化や文構造を体系的に学ぶことで自分で文を組み立てられるようになることです。文法の知識がなければ、単語だけを並びたてるコミュニケーションに始終し、いつまでたっても「普通の文」で会話できるようになりません。

私の場合は、日本は知識の習得で、ブラジルは実践という形になりました。ただ、知識の習得(インプット)→実践(アウトプット)のサイクルは、国内にいようとも海外にいようとも場所は関係ありません。大事なことは、自分で意識して取り組むことです。

実際に、一度も海外に出ずに語学をマスターした人はたくさんいます。そういう人たちは、日本で言葉を使う機会を見つけるという努力をしてきているはずです。

逆に、長年海外に住んでいるのになぜかあまり上達していない人もたくさんいます。長く住んでいれば自然に上達するという訳では決してありません。そこで生活するだけであればある程度の語彙と文法パターンでやっていけてしまうので、それ以上のレベルになるためには上達したいという向上心と相応の努力が必要です。

結論は、やっぱり上達は最終的には「自分次第」です。環境が良くても努力なしには良くなりませんし、逆に環境が悪くても自分の意志次第で必ず上達は可能です。

ブラジルでの経験をもとに上達の鍵と留学するべきかどうかについて書いた記事はこちらです。

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